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ビルマ文字の練習と英語のノート

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英語のノート(英語罫線)を使う  ビルマ文字をを練習する際に、英語罫線のノート(横に線が4本引かれたノート)を使うことをおすすめします。なぜなら、ビルマ文字は、字母の周りに記号が配置される都合上、方眼が印刷されたノートだと書きにくい場合があるからです。  それに英語罫線ノートを使うと、すっきりとした見た目の文字になるだけでなく、書き間違い・見間違いを減らすことができます。例えば ဆုံ と書いたとします。上にある小さな丸の大きさによっては、 ဆို のように見えてしまうことがあります。英語罫線の上から1番目と2番目の先の間いっぱいの丸を書くと ဆို になり、小さな丸(または点)を書くことで、誰が見ても ဆုံ と読める字になります。  字母の標準的なバランスは以下のようになります。 字母の標準的なバランス

はじめてのもじ

Twitterで公開した「はじめてのもじ( #はじめてのビルマ文字 )」をまとめたものです。 当スライドショーには「 いらすとや 」にて配布されている素材を使用しています。 文字等が小さくて読みづらいという方は、全画面表示をご利用ください。︙のアイコンをクリックすると全画面表示を選択できます。 こちらもご覧ください →第1回 ミャンマー語のアルファベット

第1回 ミャンマー語のアルファベット

目標「ミャンマー文字(ビルマ文字)の字母を知る」 ミャンマー語には33の文字(字母)があります。下のような表にまとめると、字母は、日本語の「あいうえお」、英語の「abc」に似ているようです。基本的に同じようなものだと思っていただいて構いませんが、いくつか違う点があります。 ビルマ文字の特徴 ビルマ文字は、アブギダです。アブギダとは、子音を表す文字が発音される際に、常に決まった母音と一緒に発音される文字体系のことを指します。タイ文字や梵字(デーヴァナーガリー)などを学ばれたことの有る方には、お馴染みだと思います。一つ例を挙げると、ビルマ文字の最初の字母であるကは、「kの子音を表す字母」です。က単体では、 a̰ という母音を伴って読まれます。 濃い灰色で網掛けされた字の使用頻度は、あまり高くないため、覚えるのを後回しにしてもかまいません。 左上から右下に向けて文字が並びます(1列目က, ခ,…, င 2列目စ, ဆ, …,ည 3列目 ဋ, ဌ, …,ဏ )。 日本語の五十音順(あ、か、さ、た、な、…)とほぼ同じような並びになっています。ひらがなで書くと、「か、が、さ、ざ、た、だ、な、ぱ、ば、ま、や、ら、わ」という順番です。この並び方は、サンスクリット(古代インドで使われていた言葉)に由来しています。日本語の五十音順だけでなく、広く南アジアや東南アジアで用いられている文字の多くは、このような並びになっています。 灰色に塗られた字母は、使用頻度が他の字母と比べて少ないです。形も複雑で覚えにくいので、初めのうちは覚えなくても構いません。 က ခ ဂ ဃ င ka̰ kʰa̰ ga̰ ga̰ ŋa̰ စ ဆ ဇ ဈ ည sa̰ sʰa̰ za̰ za̰ ɲa̰ ဋ ဌ ဍ ဎ ဏ ta̰ tʰa̰ da̰ da̰ na̰ တ ထ ဒ ဓ န ta̰ tʰa̰ da̰ da̰ na̰ ပ ဖ ဗ ဘ မ pa̰ pʰa̰ ba̰ ba̰(pʰa̰) ma̰ ယ ရ လ ဝ သ ya̰ ya̰(ra̰) la̰ wa̰ θa̰ ဟ ဠ အ ha̰ la̰ ʔa こちらもご覧ください → はじめてのもじ