ミャンマーの諺・格言35

သစ်တစ်ပင်ကောင်း ငှက်တစ်သောင်းနားနိုင်( θiʔ tə bìɴ gáʊɴ ŋ̊eʔ tə θáʊɴ ná nàiɴ )
(一本の立派な木の上では、1万の鳥が羽を休ませることができる)

သစ်တစ်ပင်ကောင်း / θiʔ tə bìɴ gáʊɴ /一本の良い木、立派な木
ငှက်တစ်သောင်း / ŋ̊eʔ tə θáʊɴ /1万羽の鳥、たくさんの鳥
နား / ná /休む
နိုင် / nàiɴ /~することができる

 立派に茂った大木の上では、無数の鳥が敵から身を隠したり、羽を休ませたりすることができる。立派な木を見つけることができた鳥は、安心する。人の場合も同じで、一人の立派な人物の周囲にいると、それだけで心安らかでいられるものである。

 日差しが強く乾燥したミャンマーの乾季では、木陰にいるだけでとても涼しく感じられます。日本の蒸し暑い夏では実感しにくいかもしれませんが、立派に育った木の下では人は安らかでいられるものです。
 些細なことで声を荒らげたり、人の悪口を言ったりしない人のまわりにいるだけでも、人は心安らかでいられるものです。

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