ミャンマーの諺・格言45

ခွေး ဖြူတော မတိုးဝံ့( kw̥éi pʰyù dɔ́ mə  tó wṵɴ )
(犬はあえてヤマアラシと顔を合わせようとしない)
  
ခွေး / kw̥éi /
ဖြူတော / pʰyù dɔ́ /ヤマアラシ
မ / mə /(打ち消しを表す)
တိုး / tó /遭遇する、顔を合わせる
ဝံ့ / wṵɴ /あえて~する

 犬は、ヤマアラシの針に刺されることを恐れて、ヤマアラシに近づこうともしない。これと同じように、勇気のない者は、困難にあえて立ち向かおうとしないものである。

 このことわざは、
ခွေး(犬) / ဖြူတော(ヤマアラシ) / မတိုးဝံ့(あえて会わない) と意味を区切ったものです。 
ခွေးဖြူ(白い犬) / တော(森) / မတိုးဝံ့(あえて近づかない) と区切ることわざもあります。どちらも「怯えやすい者・勇気のない者は、試練に直面しようとしない」という意味です。

←「ミャンマーの諺・格言44」 「ミャンマーの諺・格言46」(未投稿)→

コメント

このブログの人気の投稿

第0回 日本語とミャンマー語(文法)

読解練習 第1回