「ミャンマーの諺・格言19」

ငါးကြော်မကြိုက် ကြောင်မိုက်(ンガー ヂョー マチャイッ チャウン マイッ)
(魚のフライが嫌いな猫は馬鹿)  

ငါးကြော်(ンガー↑ ヂョー ↓)揚げ魚,魚のフライ
မ(マ.)(打消しを表す)
ကြိုက်(チャイッ)好む,好きである
ကြောင်(チャウン↓)
မိုက်(マイッ)馬鹿,闇

 魚のフライを見つけたにもかかわらず,それを食べない猫は,馬鹿な猫である。これと同じように良い機会に恵まれたにもかかわらず,それを生かそうとしない者もまた馬鹿であるということ。

 「魚のフライが嫌いな猫は馬鹿」という諺ですが,決して猫さんの悪口を言っているわけではありません。好物である魚のフライが目の前にあるのに食べようとしない猫はいないのである(いるとしたら,その猫は馬鹿である)から,せっかくの人生における好機をみすみす逃してはならないという教えが込められた諺です。






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