ミャンマーの諺・格言30
နွားငတ် ရေကျ( nwá ŋaʔ yèi ʧa̰ )
(のどが渇いた牛に水をやる)
のどが渇いた牛に水をあげると、いつまでも飽きることなく水を飲み続けるように、欲しくてたまらないものを目の前にしたときには欲望は満たされないものだ。
「足るを知る者は富む」とは老子の言葉で、仏教においても似た言葉があります。無尽蔵ともいえる人の欲をのどが渇いた牛の様子にたとえて説明しています。
この格言は、「足るを知る者は富む」と同様に強欲を諌めるものと解釈できますが、単に「腹八分目に医者いらず」といっているに過ぎないのかもしれません。
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